すきっ歯とは
乳歯のすきっ歯は生理的空隙(霊長空隙)と発育空隙があり、健全な乳歯の歯ならびに多く見られます。
永久歯が生えそろった後で隙間がある状態が続くと、隙間に向かって歯が倒れることで歯1本あたりの負担が大きくなります。
すきっ歯の治療方法
子どもの場合
お子様のすきっ歯に対しては、出来る限りお友だちから見えないように閉じるようにします。ただし上唇小帯(唇の裏から歯茎へ向かって伸びている繊維性のひだ)が歯の間に入り込み、隙間を作っている場合には、ひだを伸ばす手術が必要です。主に病院の口腔外科で行われますが、外来で日帰り処置できます。
大人の場合
大人の方は、ブラケットあるいはマウスピース型矯正装置(インビザライン)*を用いて治療します。
*完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。