コラム

2025.02.27

ホワイトニングについて

こんにちは。
いつも当院のコラムをご覧いただきありがとうございます。

今回は、「ホワイトニング」についてお話していこうと思います。

ホワイトニングには種類がいくつかあります。
それぞれの特徴やメリット、デメリットなどをお話しようと思います。

ホワイトニングのイメージ

ホワイトニングとは

歯のホワイトニングとは、広義としては歯に沈着している汚れや着色を除去するクリーニングも含めます。

狭義としては、歯のブリーチ(漂白)を含めます。ホワイトニングは、歯に被せ物をしたり、歯を削ったりする処置は行わず、自分の歯に薬剤を使用して歯の黄ばみを落とす方法です。歯科医院で取り扱っている薬剤には過酸化尿素や過酸化水素が含まれており、劇薬に分類されるため歯科医院でしか取り扱うことができません。歯の黄ばみや加齢による歯の色の濃さはクリーニングだけでは問題を解決することができません。ホワイトニングでは、ご自身の歯を白くしていきます。

歯科医院の診察のイメージ

歯が黄色くなってしまう原因

歯が黄ばんでしまうには、さまざまな原因があります。
原因によっては、ホワイトニングではなく治療をしないといけない場合があります。
歯が黄ばんでしまう原因は、主に4つの例が挙げられます。

①加齢

加齢により、歯が黄ばんでいるように見えることがあります。
それはなぜかというと、歳を重ねていくと歯の表面のエナメル質が薄くなるためです。エナメル質が薄くなることで、エナメル質の中の象牙質が透けて見えるので歯が黄ばんだように見えてしまいます。

②生活習慣や食生活による着色

喫煙などによる生活習慣や食生活の影響で歯に着色がついてしまう原因となることがあります。コーヒーやカレーといった色が濃い食べ物などを頻繫に飲食する人は歯が黄ばみやすい傾向があります。
喫煙とする人は、たばこに含まれているヤニが歯を黄色くしてしまう原因となります。

③抗菌薬(抗生物質)

テトラサイクリン系の抗菌薬(抗生物質)の薬剤は歯が着色してしまう原因となります。これは、黄ばみの原因となります。

④虫歯

虫歯が悪化してしまい、神経がしんでしまうことにより、歯が変色することがあります。この状態は虫歯の中でもかなり進行している状態となります。このような場合は、すぐに歯医者へ行くことをおすすめします。

ホームホワイトニングのイメージ

ホワイトニングの種類

ホワイトニングにはさまざまな種類があります。
それぞれのメリットやデメリットを理解した上で選択すると良いでしょう。
歯科医院で取り扱われているホワイトニングを3種類説明します。

  • ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、まず歯医者でマウスピースを作成します。

そして、その作ったマウスピースと専用の薬剤を使用し、自宅でホワイトニングを行う方法です。自宅で自分の都合に合わせてホワイトニングを行うことができるので歯科医院に行く時間がない方や忙しい方におすすめです。

メリット

  • ・自分の好きなタイミングでホワイトニングをすることができる。
  • ・色素の分解が細かいので、色の持ちがオフィスより長い
  • ・ゆっくり時間をかけて白くするので、歯の表面への負担が軽減される

デメリット

  • ・自分で使用時間や回数などの管理を行わなければならない
  • ・ホワイトニング後は飲食物の制限がある
  • ・歯科医院で使用する薬剤より低濃度の薬剤を使用することになるため、オフィスホワイトニングと比べるとホワイトニングを行う時間や歯が白くなるまでの期間が長くなることがある
  • オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行うホワイトニングの方法になります。
歯科医院で取り扱う薬剤は、ホームホワイトニングの薬剤と比べると濃度が濃いため、短い期間で歯が白くなることが期待できるでしょう。

メリット

  • ・短期間で歯の白さを実感することができる。
  • ・専門的な技術や知識がある歯科医師や歯科衛生士が行うため、歯の白さがムラになりにくい。
  • ・歯に違和感や痛みを感じた場合、すぐに対応してもらうことができる。

デメリット

  • ・歯科医院に行かないとホワイトニングを受けることができない。
  • ・ホームホワイトニングと違って色持ちの効果が持続する期間が短いため、歯を白く保ちたいという方は、定期的に施術を受ける必要がある。
  • ・ホームホワイトニングと比べると費用がかかってしまう。歯の白さを持続的に保ちたいという方は、定期的に施術を行う必要があります。そのため、費用が高くなってしまう可能性があります。
  • デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用して行うことをいいます。

メリット

  • ・即効性のあるオフィスホワイトニングと持続性の高いホームホワイトニングを併用して行うため、効果が出るまでの期間が早く、歯の白さの効果が持続する期間が長い。

デメリット

  • ・デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行う分高くなる。
  • ・歯科医院でホワイトニングを行う時間と自宅で自分でホワイトニングを行う時間の両方を確保しなければならない。
  • ・忙しくてどちらか片方のホワイトニングしか行えなかった場合、ホワイトニングの効果が出るまで時間がかかる場合や思うような白さにならない可能性がある。

ホワイトニングで白くなった歯のイメージ

ホワイトニングとクリーニングの違い

ホワイトニングは、薬剤を使用して歯を白くする施術のことです。
歯の黄ばみが気になる方や歯を白くしたいという方はホワイトニングをしましょう。

クリーニングは、プラーク(歯垢しこう)や歯石、着色などの汚れを落とす施術のことです。これらを落とすことで、お口の中の環境が整います。歯の着色が落ちることで、歯が白くなったように思われますが、歯の色が白くなったわけではありません。

歯科医院とサロンでのホワイトニングのちがいについて

近年ではエステサロンやジムなどの施設で低価格でお手軽にホワイトニングが行えるところが増えてきました。
歯科医院で行っているホワイトニングとサロン施設などで行っているホワイトニングではどのような違いがあるのか気になる方もおられるかと思います。
歯科医院で行うホワイトニングとサロン施設等で行うホワイトニングでは使用する薬剤や費用、施術者などが異なります。
それぞれについて詳しく説明をしていきます。

歯科医院で行うホワイトニングについて(医療ホワイトニング)

歯科医院で取り扱っているホワイトニングの薬剤には、劇薬に指定されている過酸化尿素や過酸化水素という物質が含まれています。この物質は、歯を白くする効果があります。歯科医院で使用している薬剤は、歯科医師や歯科衛生士しか取り扱うことができません。

費用はホワイトニングの種類によって異なりますが、サロン施設等で行うホワイトニングと比べると歯科医院で行うホワイトニングは費用が高くなります。しかし、歯科医院で行うホワイトニングでしか歯を白くすることができないため、歯の白さを望む方はサロン施設等ではなく歯科医院でのホワイトニングを行うことをおすすめします。

サロン施設等で行うホワイトニング(セルフホワイトニング)

エステサロンや温泉施設などで行われているホワイトニングのことをセルフホワイトニングといいます。歯科医院で行うホワイトニングと比べると費用がお手軽な価格なため、手軽にホワイトニングを始められることができます。しかし、使用できる薬剤には歯を白くする効果のある物質が含まれていません。そのため、サロン等の施設で行われているセルフホワイトニングは、歯の表面の着色を分解し、もともとの歯の白さを出すことしかできません。それは、法律上の関係で歯科医院と同じ物質が含まれた薬剤を使用することができないためです。