- 歯ならびを部分的に治したい方へ
- 出っ歯(上顎前突)とは
- 出っ歯(上顎前突)の治療
歯ならびを部分的に治したい方へ
部分矯正とは、前歯など気になる部分の歯並びだけを治す方法です。例えば、すきっ歯など人目に付きやすい前歯のお悩みを短期間で改善することが可能です。ただし以下の歯ならびの方には無理なことが多いと感じています。まずはセルフチェックをしてみてください。
➀ 下の歯が見えないくらい深いかみ合わせ(過蓋咬合)
② 出っ歯を引っ込めたいが、前歯を後ろに下げる隙間が前歯の奥にない
出っ歯(上顎前突)とは
出っ歯は「上顎前突」といい、上の前歯が下の前歯よりも前に突き出た状態のことです。前歯は人目に付きやすいため口元の印象は良くないようです。また発音しづらい、口が閉じにくいため口腔内が乾燥しやすく、虫歯・歯周病の原因となる、外傷(前歯の破折等)を受けやすいことが指摘されています。
出っ歯(上顎前突)の治療方法
子供の場合
お子様の出っ歯に対しては、基本的に、成長過程にある顎の骨をコントロールして、改善をはかります。拡大装置などの矯正装置を使用して、顎の骨を拡げるなどの治療を行います。上の前歯が生え変わる頃(小学校1~2年生ごろ)に治療を開始すれば、比較的少ない負担で治療することが可能です。
大人の場合
マルチブラケット法などワイヤーを使った矯正装置やマウスピース型矯正装置(インビザライン)*を使用して、出っ歯の改善をはかります。歯ならびの状態によっては、抜歯が必要になる場合もあります。
*完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。